3月の振り返り

3月の振り返り

― 景色と味が、馴染み始めた一ヶ月 ―

こんばんは☕ 店主です。

日差しが少しずつ春の匂いを帯びてきた3月。 今月もユーマートトクナガ様での出店を中心に、多くのお客様とコーヒーを通じて時間を共有させていただきました。

今月は、2月に感じた「気づき」を、少しずつ「形」に変えてみた一ヶ月でもありました。

■ 試飲会で見えた、この場所に馴染む味

3月も、まずは一口飲んでいただく「試飲」の時間を大切にしました。 今回お出ししたのは、私たちの看板である**「長洲ブレンド」「熊本ブレンド」**。

その中で、特に長洲ブレンドに多くの方が「美味しい」と反応してくださったことが、大きな収穫でした。 2月から感じていた「軽やかで、あっさりとしたモカ系のニュアンス」を好むお客様の声。 それは単なる傾向ではなく、この場所で日常的にコーヒーを楽しまれている方々が、**本当に求めていた「心地よさ」**なのだと、改めて確信することができました。

自分の理想を押し付けるのではなく、まずは飲んでいただき、その反応を肌で感じる。 その積み重ねの中で、この地域に寄り添うべき味の輪郭が、より鮮明に見えてきた一ヶ月でした。

■ 店内と店外をつなぐ「線」

今月、個人的に意識して取り組んだことがあります。 それは、外で提供する一杯のドリンクと、トクナガ様の店内に並ぶ商品が、一つのストーリーとして繋がること。

「外で飲んで美味しかったから、中の商品も見てみよう」 そんな風に、お客様の動きが自然と生まれるようなご提案を心がけました。 おかげさまで、店内の商品の動きも少しずつ活発になり、単なる「イベント」ではなく、この場所での「日常の流れ」になりつつある手応えを感じています。

■ 予期せぬ出会いと、これからの課題

また、大変光栄なことに、あるカフェの方から卸売りのご相談をいただく機会がありました。 自分の焙煎した豆が、誰かの空間を彩る一部になるかもしれない。 その可能性に、身が引き締まる思いです。

一方で、自分の中では「ブレンドの構成」にまだまだ改善の余地があると感じています。 今回いただいたお客様の声を反映させ、より馴染みが良く、かつ芯のある味へ。

3月は、大きく跳ねた月ではありません。 けれど、点と点が線になり、未来への種を蒔けた、そんな密度のある一ヶ月でした。

4月。新しい出会いが増える季節です。 「最初の一杯」を託していただけるよう、 また明日からも、丁寧に向き合っていきます。

(最後まで読んでいただき、ありがとうございました。)

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